1997年の天文現象


7月は木星に注目!!

 今年も梅雨の時期がきましたが、よく晴れた日には勉強の合間に空でもながめてみよう。 6年に一度という木星の衛星どうしの相互食が見られるぞ。 望遠鏡を持っている人はぜひやぎ座に向けてみよう。ここに木星がいるぞ。 赤〜茶色っぽい色をしていて、ここら辺で一番明るい星が木星だ。

 木星の衛星の相互食とは、木星をまわっている四大衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストの4つ。ガリレオ衛星ともいう。)が お互いにかくしたりかくされたりする現象なんだ。 7月17日にはエウロパが79%も暗くなるそうだ。

 減光量(暗くなる割合だよ。)の大きいものを表にしておくから、晴れた日はぜひ望遠鏡をのぞいてね。 この表の現象欄の2E1は第U衛星の影による第T衛星の食、3O1は第V衛星本体による第T衛星の掩蔽、以下同様。

1997年開始時刻終了時刻現象減光量減光等級
7月 日
5
5
12
16
17
24
h m
24 57.7
27 33.0
27 29.3
23 44.0
23 12.8
27 14.7
h m
25 04.3
27 37.6
27 35.5
23 52.2
23 24.8
27 27.4

3O1
2E1
3O1
4E1
4E2
1E4

49
44
46
44
79
54

0.73
0.63
0.67
0.63
1.69
0.84

 7月17日の23時ごろの木星の衛星の様子を載せておくよ。 この日はカリストの影によってエウロパ(この図の一番左の星)の食がおこるんだ。 エウロパがどんどん暗くなっていくのがわかると思うよ。


海王星、天王星もついでに見ておこう。

 この近くには海王星と天王星もいるんだ。 海王星は7月21日に衝となり、光度は7.8等。やぎ座といて座の間にいます。 天王星は7月30日に衝となり、光度は5.7等。やぎ座の中にいます。